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執筆者の写真荒木 三香(あらき みか)

「死にたいなら一人で死ぬべき」の危険性



昨日朝 起きた、川崎殺傷事件では

お子さんを持つ家庭の方は勿論

多くの方がショックを受け


学校関係者、保護者、地域の方も

今後 どうしていけばいいのか

考えさせられていることでしょう


以前、川崎にも住んでいましたが

まさに この登戸駅、向ヶ丘遊園駅

加害者宅の 読売ランド前駅などは

なじみのある地域でした


そして、被害者の方が搬送された

聖マリアンナ医科大学病院の

裏に住んでいましたし、今も

友人が ここで働いています


事件の大きさからくるショックと

この近隣が 想像できること

親戚、友人知人も多いエリアで

あることもあり心痛めています


どうやって子ども達を守るのか

大人も含め、これから どう

自分達の身の安全を守るべきか

あちこちで議論されていますね


たしかに、それについては今後

取り組むべきこと、対策等 etc.

やっていくべきでしょう


でも、そうした対処療法とは別に

時間がかかっても、根本治療的な

「凶行を生まない」ための行動


私たちができる行動、考え方が

とても重要になると思ってます




ぜひ↓この記事を読んでください



「死にたいなら一人で死ぬべき」

の危険性 を伝えています


ソーシャルワーカーで

聖学院大学人間福祉学客員准教授

の 藤田孝典氏 が昨日、緊急で

配信した記事です


今日の昼間の番組でも

犯罪心理学者の出口氏が

今回の事件を「社会現象」として

考えていくべき、と藤田氏と

同様な意見を伝えていました


類似の事件をこれ以上

発生させないためにも


困っていたり、辛いことがあれば

社会が手を差し伸べるし、

何かしらできることはある


というメッセージの必要性

そして


人間は原則として

自分が大事にされていなければ

他社を大事に思いやることはできない

社会全体でこれ以上、凶行が

繰り返されないように

他者への言葉の発信や想いの伝え方

に注意いただきたい


とありました。


私たち、カウンセラーなど

心理を扱う職業の者は 特に


被害者や関係者への「心のケア」

に最大限、協力することは

当然のことですが


それと同時に、私たちのもつ

もう一つの使命として


周囲の人、地域社会の人への

心理教育を提供していくことも

大事な役目でもあります


こうした犯罪を生まないためにも

疎外感、劣等感、孤立感など

地域から取り残された感覚に

陥る人を生まない意識


もっといえば、教育の中で

育んでいくべきことはあります


遠回りのように見えても

本当の意味で、これから先


このような痛ましい事件や

事故を減らすためにも

今から出来ることはあります


目先の対策と同時進行で

時間をかけてでも

取り組むべきことは

あるはずです

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